東京を中心に展開するパレスホテルが大阪に初進出し、宿泊主体型ホテルのゼンティス大阪(Zentis Osaka)をオープン!
堂島で開業したこのゼンティス大阪の宿泊記を前回書きました。
今回は、朝食編です。
ホテル選びの基準として、朝食の美味しさを重要視している方も多いと思います。
ゼンティス大阪の朝食はどうでしょうか?
結論を言いますと、大変おいしく、居心地が良い空間で良い一日のスタートを切ることができる朝食でした。
では詳しく紹介していきます。
ゼンティス大阪の宿泊記については下記の記事をご覧ください。
ゼンティス大阪の朝食はUPSTAIRZで
前述したようにゼンティス大阪は、宿泊主体型(特化型)ホテルとうたっています。
一般的には宿泊主体型とは部屋以外の施設は最小限となっていて、ビジネスホテルのようなものです。
しかしながらゼンティス大阪はこのような宿泊主体型とは一線を画しています。
部屋以外の施設にも力を入れており、このことについては宿泊記に書きましたのでよろしかったらお読みください。
ゼンティス大阪には、「UPSTAIRZ(アップステアーズ)」というバーを併設した立派なフレンチのレストランがあり、ここが朝食の場所となります。
この「UPSTAIRZ」は、東京中目黒のミシュラン一つ星「CRAFTALE」のエグゼクティブシェフ大土橋真也氏がプロデュースしたもの。
ゼンティス大阪が立地する大阪の食文化に敬意を払い、五感を刺激する料理を朝食からディナーまで提供するレストランとなっています。
UPSTAIRZの雰囲気
店内は窓が大きく取られ、日差しが入る、明るい雰囲気となっています。
緑があふれる空間で、大阪のビジネス街堂島にいるとは思えません。
広々とした座席は間隔もゆったりととられ、落ち着いて朝食を楽しむことができます。
お店のスタッフは常にこちらに目を配っており、サービスも良いです。
さすが東京で評判が高いパレスホテルが運営するホテルといえましょう。
ゼンティス大阪の朝食の種類
「UPSTAIRZ」で用意されている、ゼンティス大阪の朝食は2種類。
主食が特製クロワッサン(3,388円)のものと魚沼産コシヒカリ(3,751円)のものがあり、それぞれに違った内容の7種の総菜と汁物が付いてきます。
さらに牛出汁巻きがセットになっています。
特製クロワッサンの朝食
朝食はパン派という方には、特製クロワッサンの朝食がおすすめです。
何層にも積み重なったクロワッサンの生地は、パリッとして食感が良く、朝から気分がよくなります。
程よくバターの香りが鼻をふっと抜け、さすが五感をくすぐるレストランの朝食です。
この特製クロワッサンと一緒に提供されるのが、7種のプチ・プレート。
クロワッサンに合うようにハムなどの肉類が中心となっています。
それぞれが小皿に盛られ、彩り豊かで目でも楽しめます。
食べてみると意外に和食テイストですが、クロワッサンととても相性が良いです。
旬の野菜を使用したスープもあります。
私が訪れたのは夏真っ盛りでしたので、トウモロコシなどの夏野菜がたっぷり。
スタッフが食べる直前に仕上げとして、濃厚なトマトスープを注いでくれました。
別皿で運ばれてくる、牛出汁巻き。
出汁がきいた、関西風の玉子焼きです。
半熟が絶妙な玉子焼きからはしみじみと旨味が感じられ、素直に「おいしい…」と思うことができる料理です。
柚子風味の大根おろしも良いアクセントになっています。
「UPSTAIRZ」をプロデュースした大土橋真也氏は、現在東京でレストランを運営していますが、大阪の料理学校で学んでいたようです。
ですから関西風の味付けについても、知識があるのでしょう。
この牛出汁巻きは、2種類全ての朝食に付いてきます。
ゼンティス大阪の朝食における、看板メニューと言えましょう。
魚沼産コシヒカリの朝食
朝食はやっぱりごはんという方には、和食が用意されています。
魚沼産コシヒカリがつややかに炊かれ、日本の朝食という感じです。
特製クロワッサンの朝食に比べ、魚料理が多くなっています。
どのおかずもごはんに合い、箸が進みます。
ごはんと言えば、お味噌汁。
ゼンティス大阪の和食の朝食では、具だくさんのお味噌汁がいただけます。
旬の野菜がゴロゴロと入り、焼き目がおいしいそうについた魚も。
それらがお味噌の良い香りに包まれており、口に含むと「しあわせ~」となります。
朝食のドリンクはお代わり自由
ゼンティス大阪の朝食では、ドリンクメニューが豊富に用意されていて、飲み放題となっています。
【コーヒー】
・ブレンドコーヒー
・アメリカン
・カフェラテ
【ティー】
・UPSTAIRZスペシャルブレンドティー
・オリエンタルバカンス
・ピンクローズ
・ベルガモットピーチ
・オリジナルハーブティー
・ウーロン茶
・緑茶
【ジュース】
・オレンジ
・グレープフルーツ
・リンゴ
・トマト
・ガス入りウォーター
ゼンティス大阪でのんびりとおいしい朝食
「UPSTAIRZ」は基本フレンチなのですが、朝食を食べてみたところ、全体的に和食のおかずが中心です。
しかもどの料理も大変おいしい。
フレンチではなく、和食のお店をやってもいいのでは?と思うほどでした。
ホテルの朝食というとビュッフェが人気ですが、このゼンティス大阪の朝食のように決まった料理をのんびりと落ち着いた空間で食べるのも、良いものです。
ホテルに宿泊しなくても、この朝食は食べることができるようなので、ぜひお近くに来た際にはどうぞ。
また、ランチでも看板メニューの牛出汁巻きが食べられます。
⇒UPSTAIRZのランチメニュー
さらにアフタヌーンティーもあって、何かと使い勝手の良いレストランです。
⇒UPSTAIRZのアフタヌーンティー
ゼンティス大阪(Zentis Osaka)の朝食概要
【住所】大阪市北区堂島浜1-4-26
【電話】06-4796-0111(代表)
【場所】2階レストラン「UPSTAIRZ Lounge, Bar, Restaurant」
【時間】7:00~10:30 (L.O.10:00)
※全席禁煙
ゼンティス大阪の宿泊についてはこちらを。
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