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東京人が大阪に来て驚いたこと

関東vs関西

東京にいた頃、大阪の評判はあまり良いものではありませんでした。
治安に対する不安や東京とは違う笑いのセンスなど…。
気が弱くのんびり屋な私は、大阪で暮らしていけるのだろうか?とビクビクしていたものです。

しかし実際に大阪へ来てみると、言われているほどの違いはなく、東京とほぼ同じ感覚で生活が送れています。
それどころか人はやさしいし、物価も安く、大変過ごしやすい土地だと思います。

とは言うものの、東京から大阪へ来た当初は、東京ではあまり見られない色々なことに少しショックを受けたのも事実です。
ここではそんな東京人が知らない驚きの大阪をお伝えします。
ちょっと違った視点から大阪を見れば、「あれ?意外と大阪っていいかも」と思うかもしれません。
大阪で楽しい生活を送りましょう!

激安飲料自販機

まず何といっても驚いたのが、飲料自販機の安さ。
東京では自販機は定価販売が多く、少しでも安く購入したければスーパーに行くのが普通です。

ところが大阪ではそこかしこに安売りの自販機が乱立しています。
地区によっては定価の自販機のほうが少ないかもしれません。
500mlのペットボトルが100円で、定価で買うのが馬鹿らしくなるほど。
たまに東京に戻って、いつもの感覚で自販機で飲料を買おうとするものなら、値段の高さにギョッとしてしまいます。

大阪でよく見る安売り自販機が、「TWODOWN」と書かれた青色のもの。
どこにでもありますので、大阪に来た際には、必ず目にすることになるでしょう。

TWODOWNの自販機
大阪ではメジャーなTWODOWN自販機。

そしてさらに驚愕なのが、なんと10円の飲料自販機も存在するのです。
福島区の中央卸売市場近くにその激安自販機があります。

10円の飲料自販機
衝撃の10円自販機!

なぜ10円というとんでもない値段で販売できるか?
それは賞味期限切れ間近や季節限定品の売れ残りなどの在庫処分品だから。
実際に購入してみたところ、やはり賞味期限切れまであと少しの季節外れの飲料が出てきました。

大阪に来て機会があれば、ぜひこの激安自販機に挑戦してみてください。
自販機なのに何が出てくるか分からないという、貴重な体験ができますよ。
なおこの10円自販機は人気があるので、売り切れている場合が多いです。
購入できるかどうかは運次第ですので、ご注意を。

百貨店の○○店は「てん」ではなく「みせ」

大阪に来てまだ間もないころ、梅田の大丸百貨店に行った時のこと。
何の変哲もない館内放送に違和感が…。

「うめだみせにお越しいただき…」
ん?みせ?何だ?
もしかして「梅田店」を「うめだみせ」と言っているの?
言い間違い?

大阪人には何が変なのか分からないかもしれませんが、東京人は「梅田店」を「うめだみせ」とは100%言わないでしょう。
「うめだてん」です。
例えば東京の地名の場合、新宿店は「しんじゅくてん」で、「しんじゅくみせ」とは絶対に言いません。

ところがなぜか大阪の百貨店では「○○店」を「○○みせ」と言うのです。
「心斎橋店」は「しんさいばしみせ」というように。

初めて館内放送でこの「みせ」を聞いた時、一種のカルチャーショックのようなものを受けました。
「何?このみやびな言葉使いは!?」
まるで京都のお公家さんが話しているかのようです。

大阪人にはこの言い方に何も感じないかもしれませんが、東京人にしてみれば、ほんと衝撃です。
「うめだてん」では「ここは梅田にあるお店だ!文句ある?」と威勢がいいですが、「うめだみせ」だと「うめだのお店におこしやす~」とゆるやかな空気が流れ、京都の町家を訪れたかのような気分になります。

ぜひ皆さんも大阪にお越しの際は、百貨店でこの「みせ」をお聞きになられてはいかがでしょうか。
なぜ東京と大阪で言い方が違うのか分かりませんが、大阪の百貨店に行くことがあれば、今のうちに心にとどめておきましょう。
「てん」ではなく、「みせ」ですよ。

大阪はうどん王国

うどん県と自称している某県がありますが、大阪も負けないくらいうどんが大好きです。
うどん屋さんの店舗数は結構多く、評判のお店も大阪の色々な場所に存在します。
そしてどの店もレベルが高く、しかも安い。

こんなにうどんが好きだとは、東京にいた頃は思いもしませんでした。
蕎麦よりうどんが好まれているというのは何となく知っていましたが、これほどまでとは…。

そのうどん大好き大阪で、うどんといえば「ちく玉天ぶっかけ」です。
ちくわ天と半熟玉子の天ぷらが載ったコシの強いうどんに、旨味たっぷりの出汁がかかったもの。
釜たけうどんというお店が発祥で、大阪うどんの代名詞になっています。

で、美味しいんだなあこれが。
ちくわ天をパクリとした後は、のど越しの良い麺をすする。
次は黄身がトロリとあふれ出る玉子天をじゅるっと口に含んで、また麺を…。
この繰り返しは時間を忘れる美味しさです。

大阪ではたこ焼きもよろしいですが、うどんも忘れずに。
もちろん、「ちく玉天ぶっかけ」を注文してくださいね。

まだまだ驚きがいっぱいの大阪!

自販機・百貨店・うどんと様々な分野から大阪を紹介しましたが、まだまだこんなものではありません。
東京人に知られていない驚きの大阪は、いまだ多くが明るみになっていなのです。

例えば、街中に残るレトロでモダンな建物の謎。
例えば、大阪府のかわいいのにあまり知られていないゆるキャラの謎。
これらの謎を今後もこのサイトでは迫っていくことでしょう、多分…。

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