例年夏休みが過ぎると、恐竜イベントのほとんどが終了してしまいます。
多くが子供を対象にしているので、学校が休みの期間に開催されるのでしょう。
でも恐竜ファンは一年中、恐竜が気になります!
ここでは、大阪から行きやすいところを中心に、常設的に恐竜関連の資料が展示してある関西エリアの博物館などを紹介します。
京都市青少年科学センター
子供たちに科学に親しみを持ってもらいたい趣旨で作られた、様々な資料が展示してある博物館です。
もちろん、恐竜関連の展示も充実しています。
なかでも肉食恐竜タルボサウルスや草食恐竜サウロロフスの復元化石は、圧巻です。
さらに、日本では展示しているのが少ない「実物」のアロサウルスの化石が、ここでは見られます。
本物を見るのはいい機会だと思いますよ。
また大型のティラノサウルスの復元模型があるのですが、なんとしゃべります!
どんな声でしゃべってくれるのかは、現地でのお楽しみということで。
楽しく恐竜について学べると思います。
京都市青少年科学センター
【住所】京都市伏見区深草池ノ内町13番地
【営業時間】9:00~17:00(入場は16:30まで)
【料金】大人510円 高校生まで200円 小学生まで100円
【定休日】木曜日(祝日の場合は翌日)
大阪市立自然史博物館
地球上に現れては消えた多数の生命の歴史について学べる、自然史を主な展示資料とした博物館です。
地球で過去君臨した生命の代表は、やはり恐竜でしょう。
ここ大阪市立自然史博物館でも恐竜関連の展示は当然あります。
復元模型などが多数展示され、地球の生命の歴史を学ぶことができますよ。
恐竜の特別展が開催されることもあり、時々公式サイトをチェックしましょう。
大阪市立自然史博物館
【住所】大阪市東住吉区長居公園1-23
【営業時間 3月から10月】9:30~17:00(入場は16:30まで)
【営業時間 11月から2月】9:30~16:30(入場は16:00まで)
【料金】大人300円 大学生まで200円 中学生以下無料
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
丹波竜化石工房「ちーたんの館」
丹波市の篠山層群で発掘された化石の研究施設です。
ここでは発見当時にニュース等で大変話題になった丹波竜の、世界で一体だけの全身骨格模型が見られます。
現在も丹波竜の発掘作業は続いています。
化石のクリーニングルームなどがあり、発掘の過程について学んだり丹波竜の最新情報が入手できますよ。
さらに国内でも展示数が少ない鎧竜の全身骨格模型などもあり、丹波竜だけでなく色々な恐竜の学習ができます。
恐竜のワークショップや化石クリーニングセミナーなども行われています。
見て触れて楽しく学べる、恐竜施設です。
丹波竜化石工房「ちーたんの館」
【住所】兵庫県丹波市山南町谷川1110番地
【営業時間 4月から10月】10:00~17:00
【営業時間 11月から3月】10:00~16:00
【料金】大人・高校生以上200円 中学生以上100円
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
兵庫県立人と自然の博物館
公立としては国内有数の規模を誇る自然史博物館です。
丹波竜が発見者によって発掘された後、鑑定をするために持ち込まれたのは、ここです。
自然史の資料が充実していますが、気になるのは丹波竜関連ですよね。
ここでは現在でも続いている丹波竜の発掘調査資料が展示されています。
今後どのような発見があるか興味が尽きません。
また篠山層群から発見された化石の研究施設「ひとはく恐竜ラボ」があります。
研究員が化石をクリーニングする様子を実際に見学することができます。
化石発掘体験セミナーなども随時開催されていますので、いい経験ができると思いますよ。
兵庫県立人と自然の博物館
【住所】兵庫県三田市弥生が丘6丁目
【営業時間】10:00~17:00(入場は16:30まで)
【料金】大人200円 大学生150円
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
丹波竜は関西恐竜界のスター!
関西にある地層でも意外と化石が発掘されます。
その中でも、篠山層群で発見された「丹波竜」は別格です。
大昔に関西でも恐竜が歩いていたなんて考えると、楽しいですよね。
もしかしたらあなたの家の地下にも、いまだ知られていない恐竜が眠っているかも!?
自らの手で発掘するためにも、関西近郊の恐竜の資料が展示してある博物館に行って、ぜひ勉強しましょう!
2020年の大阪を中心とする、関西で開催される恐竜イベントについては下記の記事を参考に。
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