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大阪開催のマンモス展に行ってきました!『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』詳細レポート

マンモス展 その「生命」は蘇るのか 関西での暮らし

マンモス好きにはたまらない、大阪の『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』に行ってきました!
大阪南港のATCギャラリーで開催中のマンモス展の様子を詳しくお伝えします。
このマンモス展は2020年7月31日(金)から9月22日(火祝)まで行われます。

当ブログでは、実際にマンモス展を見た感想、割引クーポンでのチケット購入方法や展示されている標本内容など、大阪で開催されるマンモス展の全てを分かりやすくお教えしたいと思います。
口コミのひとつとして参考にどうぞ。

『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』開催概要
【会場】大阪南港ATCギャラリー ITM棟2階
【期間】2020年7月31日(金)から9月22日(火祝)まで
【時間】10:00から17:00(入館は30分前まで)
【料金】大人1,700円 中小生900円

大阪開催『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』とは?

マンモスの骨格標本

新型コロナウイルスの感染予防のため中止が相次いでいる古代生物関連の展覧会。
ATCで開催される予定だった恐竜イベント、「ティラノサウルス展」も今年は中止になりました。

そんな中、大阪でほぼ唯一開催される大型イベントが、この『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』となります。
待ちに待ったイベントです。

日本でのマンモス研究の最先端を走るのが近畿大学。
その近畿大学とロシア連邦サハ共和国の北東連邦大学が、共同で行った調査隊の発掘資料が主な展示物となっています。

永久凍土から取り出されたマンモスや同時代に生息していた生物の冷凍標本の数々は、何万年も前のものとはとても思えません。
そんな大変貴重な冷凍標本を見ることができる大阪でのマンモス展は、夏休みのイベントで外すことができないものとなるでしょう。

指定されたページは存在しません。 | 関西テレビ放送 カンテレ
指定されたページは存在しません。

会場へのアクセス

マンモス展の開催会場は、大阪南港ATCギャラリーのITM棟2階です。
最寄り駅のトレードセンター前駅に直結した建物で、案内に従えば会場にたどり着けるとは思いますが、ポイントだけお教えします。

駅改札を出た後、左に曲がるとATCの建物の3階に入れます。
入ったら目の前のエスカレーターで2階に降り、そのまま進みます。
ATCの総合受付がありますので、そこを右に曲がり道なりに進みます。

マンモス展への行き方
奥の赤い看板の総合受付前を右に曲がる。

しばらく行くと右側がマンモス展の入口です。

マンモス展の入口
マンモス展の入口。

お得な割引クーポンでのチケット購入方法

マンモス展の当日券は大人で1,700円します。
この当日券が割引で購入できる方法をお教えします。

その方法とはマンモス展のチラシを入手すること。
このチラシはATCの建物内の通路脇のラックなどに置かれています。

マンモス展のチラシ
100円オフのクーポン付きのチラシ。

このチラシにはクーポンが付いていて、チケット売り場で見せると当日券が100円割引になります!
チラシ1枚につき2名までです。

安くお得に当日券を購入するために、必ず割引クーポンチラシをゲットしましょう。
なくなっている場合もありますので、お早めに。

また関西テレビのカンテレフレンズ会員の方も100円割引で購入できます。
会員登録は無料のようです。
詳しくはこちらを。
カンテレフレンズ会員登録

混雑状況チェックと回避方法

数少ない大阪で開催される夏休みイベントですので、マンモス展は混雑が予想されます。
土日が重なるとチケットを窓口で購入して入場するまでに1時間程度かかることも…。
混雑状況はこちらのツイッターでチェックしましょう。
マンモス展の会場混雑状況

そこでおすすめするのが事前に公式サイトオンラインチケットで入手する方法です。
手数料が無料ですので、大人なら全1,700円でクレジットやd払いで購入できます。

当日はスマホの画面や印刷したチケットを見せるだけです。
『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』公式オンラインチケット

見どころ満載!マンモス展

マンモス展の大阪会場に一歩足を踏み入れると、まず目に入るのが全身骨格標本です。

マンモスの全身骨格標本
マンモスの全身骨格標本。

堂々たるその雄姿に圧巻されます。
発掘された複数の個体のそれぞれの部位から、ひとつに組み上げられた全身骨格標本です。

なお、展示の最後には復元されたマンモスの全身像が置かれています。
この最初の骨格標本を目に焼き付け、復元像と比べてみるといいでしょう。

マンモスの牙、毛、歯なども展示されています。
ガラス越しですが間近で見ることができます。
生きていた当時の姿を思い浮かべ、想像力を働かしながら見るのも面白いでしょう。

マンモスの牙
マンモスの牙。
マンモスの毛
マンモスの毛。
マンモスの歯
マンモスの歯。

貴重!これがマンモスの冷凍標本だ

『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』の一番の見どころは何と言ってもマンモスの冷凍標本でしょう。

冷凍展示室には、マンモスの皮膚、鼻、頭部など世界初公開の冷凍標本が展示されています。
永久凍土から出土したままの凍った状態で展示する方法が難しく、今回のマンモス展は大変貴重な機会となっています。

マンモスの皮膚の冷凍標本
マンモスの皮膚。

冷凍標本されたマンモスの皮膚は、生きていた当時の荒々しさが伝わってくるほどのリアル感です。

マンモスの鼻の冷凍標本
マンモスの鼻。

今にも動き出しそうなマンモスの鼻の冷凍標本!
現代のゾウのように器用に鼻を使っていたのでしょうか。

さらには「愛・地球博」で話題になった、マンモスの頭部冷凍標本も本マンモス展では展示されています。
こちらは撮影禁止ですので、現地でじっくりと観察してください。

またマンモスと同時代に生息していた仔ウマやユカギルバイソンなど、他の動物の冷凍標本も展示されています。
こちらも見どころとなっています。

仔ウマの冷凍標本
仔ウマの冷凍標本。
ユカギルバイソンの冷凍標本
ユカギルバイソンの冷凍標本。

マンモスを現代に!マンモス復活プロジェクト

近畿大学のマンモス復活プロジェクト
近畿大学のマンモス復活プロジェクト。

永久凍土から発掘されたマンモスの冷凍標本は、その保存状態から生きていた当時をしのばせることができ、マンモス研究に役立っています。

さらにはこの冷凍標本から、損壊せずに保存されたマンモスの細胞などを抽出するという研究も大変注目されています。
なぜなら活きた細胞が手に入れば、マンモスを現代に復活させることにつながるからです。

このマンモス復活プロジェクトをもくろむのが、近畿大学です。
マンモス展の最終展示エリアはこの関連の展示となっています。

しかしながら絶滅した生物を現代によみがえらせることに対しては、賛否両論があります。

「太古に絶滅したものを人間が復活させるのは、自然の摂理に反するのではないか?」
「復活することが可能になれば、たとえ絶滅しても復活させればいいとなり、自然環境を大切にしなくならないか?」などなど…。

もしかしたら発掘されたマンモスたちは、現代に生きる人間にそのことを問いかけているのかもしれませんね。

大阪で開催中の『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』は、単にマンモスのことだけでなく、色々なことを考えさせてくれる展示内容になっていると思います。
夏休みにお子様と一緒に行くおすすめのイベントでしょう。

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