関東人にとって桜の季節に京都を訪れることは、憧れです。
せっかく関東から関西に引っ越して来たのでこの憧れを実現すべく、ここぞとばかりに京都の桜を見にいってきました。
でも混んでいるのは嫌ですので、穴場的なところへ行ってきましたよ。
行った場所は、「半木の道」。
関東人ですぐ読める人は少ないでしょう。
半木と書いて「なからぎ」と読みます。
関東人にはあまり知られていないと思いますが、こちらでもそこまで有名な桜の名所とはなっていないようです。
京都の桜の穴場といってもいいのかな。
というわけで、京都の「半木(なからぎ)の道」へ桜を見に行ってきました。
出町柳駅からのんびりと散歩しながら行ってみたところ、意外と良いコースでしたので、現地へのおすすめのアクセス方法としてご紹介したいと思います。
【2019年情報】
4月9日現在、半木の道の枝垂れ桜は、5,6分咲きでしょうか。
種類によっては満開の桜もありますが、全体的にはまだまだです。
週末あたりが見頃だと思われます。
見頃の桜もあります。
「半木の道」の由来
前述したように、なるべく混んでいないところがよかったので、こちらの知り合いにどこがいいか聞いてみました。
そこでおすすめされたのが、「ナカラギノミチ」。
うん?ナカラギノミチ?どこそこ?
「なからぎ」の道という場所で、漢字で書くと「半木」というらしい。
この「半木」という地名、川に流れ着いた木が由来になったとのこと。
流れ木→ながれき→なからぎ
へーなるほと。
「半」は「なかば」と訓読みするからこの字を当てたのかな?
とてもきれいな道だよ、強くおすすめされたので、ここを目的地に決定。
なんとなく、京都の空気をのんびりと歩きながら感じてみたかったので、少し遠い出町柳駅から鴨川沿いを散歩しながら行ってきました。
おすすめは、出町柳駅から「半木の道」へ
出町柳駅を出ると、すぐ近くに鴨川が。
ここは三角州になっていて、鴨川デルタという名で京都人には憩いの場として知られています。
この鴨川デルタから鴨川沿いを上って行きます。
鴨川デルタには亀がいっぱい。
家族連れが楽しそうに、飛び石を渡って行く風景を横目に出発。
鴨川沿いにはソメイヨシノが続いています。
今年は桜の開花が早かったので、やはり見頃を過ぎていました。
それでもずーっと続く桜並木は、とてもきれいでしたよ。
平日なのかそれとも知られていない穴場なのか分からないが、鴨川沿いを歩く人はまばら。
この風景を独り占めできるのは、ほんと気持ちいい。
出町柳駅から行くことにしたのは、正解だったな。
川のせせらぎを聞きながら歩いて行く。
途中、中国人のカップルが和服を着て写真撮影。
桜の木の下で、和服を着て写真を撮るのが流行っているのかな?
出雲路橋という橋のそばで、猫発見。
川をじーっと見ている猫。
人に慣れているようだ。
近づいても逃げずに、触らせてくれましたよ。
飼い猫?地域猫かな?
鴨川デルタから30分くらいで、半木の道に到着。
ここまではソメイヨシノの桜が続く、きれいな道でした。
さすがに人が増えてきました。
まあ関東人には知られていないといっても、それなりの桜の名所のようではあります。
外国の観光客が半分以上か?
関東人より外国人のほうが知っている場所なのかもしれません。
ここからはソメイヨシノではなく、枝垂れ桜が続いていきます。
どこまでも続くような枝垂れ桜は圧巻ですよ。
ソメイヨシノばかりの関東ではなかなか見られない光景。
枝垂れ桜は京都府の木らしい。
まあなんとなく京都らしい桜だよね。
半木の道の枝垂れ桜は満開を少し過ぎたくらいの、ちょうど見頃でいい感じです。
ソメイヨシノよりだいぶ遅い時期に咲くようですね。
のんびりと川の音と桜の風景を楽しみながら、出町柳駅から歩いて行きました。
ほんとこの道はいいですね。
行く途中はソメイヨシノが楽しめ、半木の道からは枝垂れ桜。
また、途中には、かわいい猫にも会える。
おすすめの散歩道です。
鴨川茶店も開催
ここ半木の道で、2018年4月7日(土)8日(日)午前11時 ~ 午後3時30分に「鴨川茶店」が開かれるようですよ。
琴の演奏やら、花見だんごが食べられるようで。
風流ですな。
時間がある方は出町柳駅から私のように、鴨川沿いをお散歩がてら歩いて行くのがおすすめのアクセス方法ですよ。
出雲路橋の猫ちゃんにもよろしく。
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