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あなたの知らない大阪転勤のメリット!?良かったと思える楽しい暮らしが待ってます!

関東vs関西

意外と知られていない、大阪へ転勤したことで得られるメリットやあれやこれや。
治安や大阪人の特徴、関西弁を話すべきか、通勤電車の混雑状況、光熱費など大阪へ転勤する前にぜひ知っていてほしい情報をこのブログでご紹介します。

大阪への転勤辞令!
青天の霹靂とはまさにこのことでしょう。
襲い掛かる不安…。
「コテコテの大阪でやっていけるのだろうか?」

なんて悩んでいるそこのあなた!
大阪の色々な噂を聞きますよね?
不安になるのもわかります。
大阪へ転勤する前の私もそうでした。

でもね、大丈夫なんです。

過ごしやすい土地にやさしさにあふれた人達。
メリットだらけの大阪での暮らしは楽しいですよ。
私の経験から自信を持って、大阪への転勤は良かった、と言えます。

さあ、あなたの知らない大阪転勤のメリットをお教えしましょう。

治安や街の雰囲気

大阪への転勤でまず気になるのは、治安ですよね?

大阪市内の治安については、あまり良くない印象をお持ちではないでしょうか。
確かに、日本第二の都市であり繁華街も多いことから犯罪発生率は全国でも高い傾向にあります。

ですが、それは一部の地域の話です。
関東にだって、そのような地域がありますよね?
それと同じです。

しかしここで注意しておかなければならないのが、関東の場合は、住む場所と治安の悪い繁華街などは割と距離が離れているということです。
しかしながら大阪の場合はそうではありません。

繁華街のすぐ近くに住宅街があったりして、街全体がコンパクトなつくりになっています。
そのため、治安の悪い場所との距離が近いせいか、街全体の印象として治安が悪くなってしまっています。

道一本入っただけで、街の雰囲気ががらりと変わることもありますので、その辺は注意しましょう。
以下に犯罪認知件数を基にした大阪市区の治安ワーストランキングを載せますので、参考にしてください。

危ないところに近づかなければ、東京の都会で暮らすのと同じような感じですよ。
ただし、自転車の交通マナーは悪く、東京では滅多にみられない大人の二人乗りが普通に見られますので、気を付けてください。

大阪の街の雰囲気は、引っ越してくる前は不安だったのですが、意外と落ち着いていてきれいな町並みです。

大阪市内は大きな道路が多く、歩道も整備され広くて歩きやすいです。
普通の住宅街はゴミも落ちてなく、清潔に保たれてます。
町内会がきちんと組織されていて、夏祭りなどが行われていますよ。

なお、ゴミの分別は大阪市内は他市と比べると細かくなく、専用のごみ袋もないので出しやすいです。

人との距離感が近い

東京ではコンビニで買い物しても、店員に話かけられることはまずないですよね?
大阪では、結構話しかけられます。

若いアルバイトさんなどは、そんなことはあまりないのですが、年のいった店員さんなどはにこやかに話しかけてきますよ。

スーパーなどでは、買い物中の他人がそれはどこにあるの?と人の買い物カゴをみて場所を聞いてくることがあります。
教えてあげると、ふんわりとした大阪弁で満面の笑みで感謝されますから、悪い気はしないです。

自分の気持ちに素直な人が多く、人との距離感が近いのでしょうね。

話したいから話す、聞きたいことがあるから聞く、ということなんでしょう。
とは言っても大阪人すべてがそうではなく、シャイな人も思ったより多いです。

個人経営の飲食店に意外とそういう人がいて、大丈夫かなと逆に心配してしまうほどです。

でもほっといてくれる

人との距離感が近い大阪人ですが、反面、他人が何をやっていようかほっといてくれることがあります。

東京では白い目で見られるようなことも、大阪では温かくみてくれる寛容な雰囲気に満ちているのです。

色々な地方から人が集まってくる(最近は外国人も)大阪ですので、一つの価値観に縛られない大らかな雰囲気が作られたのでしょう。
ギスギスしていないので、住みやすいですよ。

標準語でOK!

言葉の問題も気になることではないでしょうか?
大阪に住み始めたら、大阪弁を使わないとだめなのだろうか?と思いがちです。

全くそんなことはなく、標準語でいいんです。
何も気にせず、今まで通りの話し方でどうぞ。
それどころか、大阪人以外が大阪弁を使うことに関しては、かなり厳しい目で見られます…。

普通に標準語を街で使えば、相手もそれに合わせてくれますし、言葉に関しては思いのほか気にしなくていいですよ。
そもそも大阪弁は、関東人には習得は無理でしょうし。

逆に今では大阪人が関東の言葉を使っていることがあります。
大阪の子供たちの間ではテレビなどで耳にしたか、「~じゃん」という言い回しが使われているとか。
この「~じゃん」は、かつては大阪人に一番嫌われていた東京人を代表する言葉だったようですが…。

実は私、言葉の問題を一番気にしていました。
でも今ではそんなことは全然気にしてませんし、大阪の方との会話が楽しいです。

通勤ラッシュは少し楽かな?程度。路線によっては東京以上かも!?

大阪へ転勤した場合、会社員にとって気になるのは、通勤に使う電車の混雑具合ですよね。

確かに東京と比べると、大阪の通勤ラッシュは全体的にマシかもしれません。
その点は一応、メリットでしょう。

だからといって、いつでも必ず座れることなんてありません。
朝夕の時間帯は普通に混雑していますよ。

東京に比べれば少し楽かな?程度です。

例外なのは大阪市内を南北に貫く大動脈の御堂筋線。
この路線は東京の通勤ラッシュと同程度、もしかしたらそれ以上かもしれません。

なぜなら、大阪には大きなキャリーバックを転がしている旅行客がたくさんいて、彼らは一日中、この御堂筋線に出没しています。
もちろん通勤ラッシュの時間帯にもです。

彼らは日本のサラリーマンが自然に身につけている通勤ラッシュの暗黙のルールなんて知りません。

ただでさえ大変な通勤ラッシュの時間に、大きなキャリーバックを持ったルールを知らない集団が現れたらどうなるか?
阿鼻叫喚の車内になるのは想像できますよね。

東京の通勤ラッシュに比べたら大阪は少しは楽でメリットかもしれませんが、御堂筋線は別だと理解しといてください。

家賃が安い

大阪市内は都会ですが、同じ都会の東京に比べ家賃が安いです。
感覚的には1/2~2/3程度ではないでしょうか。
これは大阪に転勤で来て、かなり良かったことです。

さらに関東では更新料は家賃1月分が普通ですが、大阪ではそもそも更新料がない、もしくはあっても家賃よりかなり少額です。
これはかなりうれしいですよね。

大阪市内は今、マンション建設ラッシュです。
以前は市内に住むことは敬遠されていたのですが、今は人が流入し活気があふれています。
小さな子供を持つ夫婦も多く、保育施設もそこら中に見られます。

飲食店はもちろんスーパーも点在し、衣食住すべてに不便はないですよ。
交通網もバス・地下鉄が発達し、これも便利です。

光熱費が安い

東京から大阪市に引越してきて生活している私の実感からいうと、電気水道などの光熱費が大阪の方が安く感じられます。

実際、総務省などの統計を見ると大阪市の光熱費は全国平均より下で、お得です。

一方、東京はほぼ全国平均値です。
大阪で暮らすと家賃が安くなるだけではなく、光熱費も抑えられます。

さらには後ほど述べますが、大阪は至るところ安くてうまいものだらけの街なのです。
大阪では精神的だけでなく、金銭的にも余裕をもって生活を送ることができると思います。

台風が来ない・地震が少ない

夏の台風シーズン、関東では1回以上は台風が襲来するでしょう。
一方大阪では、台風直撃がほぼないです。

地震も東京では多ければ週一ペースで有感地震がありますが、大阪では2,3ヵ月もしくはそれ以上ないなんて普通です。

しかしながら、南海トラフ地震がありますから、いくら少ないからといっても安心はできませんね。
これは日本全国どこに行っても地震から逃れられない、日本に住む者の宿命でしょう。

道が分かりやすい

大阪市内は碁盤の目のように道路が配置されています。
東京の様にくねくねと曲がった道は少ないので、方向感覚が狂わず道が分かりやすいのです。

さらに道の名前にも一定のルールがあります。
南北に走っている道路を「筋」、東西のそれを「通」と言います。
御堂筋などが有名でしょう。

ライトアップされた御堂筋
冬のライトアップされた御堂筋

この「筋」と「通」を覚えれば、だいたいの場所には行けます。
たとえば谷町筋と本町通が交わるところに大阪府パスポートセンターがある、というように。

タクシーの運転手に道を伝えるときなどに何かと便利ですので、大阪へ転勤で来た際には、この「筋」と「通」の名前を覚えるといいでしょう。

自転車でどこまでも

大阪市内は平坦な地形が広がっていますので、自転車で走りやすいです。
大きな道路には自転車専用レーンも設けられています。

大阪の自転車専用レーン
車道の横の自転車専用レーン(赤色の区域)

駅前などには、無人の駐輪場が整備されています。
駐輪してから1時間程度は無料で、その後24時間ごとに150円が一般的です。

東京と比べると街を行き交う自転車の数が大変多いことに驚くでしょう。
街には自転車屋さんが多く、パンク修理などの際も困りません。

色々自転車にやさしい街ですが、上でも述べたように交通マナーはあまり良くないように思われます。

二人乗りや傘差し運転(なぜかこれは大阪では違反ではない模様)が普通に見られますので、気を付けてくださいね。

マナーさえ気を付ければ、自転車でどこまでも行ける便利な街ですよ。

安くてうまい

これはある程度知られているとは思いますが、知られている以上に、安く飲食物が手に入ります。

たとえば、飲料の自動販売機はペットボトル100円が普通にあるので、定価ではもう買う気がなくなりました。
なかには10円(!)の自販機もありますよ。

10円自販機

何が出てくるのかわからない、ガチャガチャ的なもので面白いです。
福島区にありますので、機会があればどうぞ。

飲食店も東京に比べれば、信じられないくらい安いものがあります。
おしゃれなイタリアンなどでもランチが激安だったりします。
このクオリティーでこの値段!と感激しますよ。

大阪のソウルフード、たこ焼きも安くておいしいです。
それぞれの街の一角にはたこ焼き屋さんがあり、6個で300円程度でしょうか。

関東では同じ量では500円を超える値段ですから、安いですよね。
しかも当たり前のように、どの店もおいしい。
トッピングを選べたり、海老せんべいにたこ焼きを挟んだ「たこせん」なるものがあったりして楽しいですよ。

ぜひ大阪に転勤で来た際には、安くてうまいを堪能してくださいね。

京都奈良神戸が近い

関東人にとって京都奈良は修学旅行で行く所ですが、大阪に住むと、どの都市へも1時間以内で行けます。

今週末は奈良の東大寺へ、来週末は京都の金閣寺へ行こう!なんて簡単です。
神戸も近く、あっという間に着きます。
思い立って中華街にランチを食べに行こうなんていうのも、無理なくできますよ。

京都奈良神戸が近い大阪で、気楽に大人の修学旅行を楽しみましょう!

旅気分で楽しもう

吉本芸人などテレビでの印象のせいか、大阪をヒョウ柄のおばちゃんと朝から飲んでいるおっちゃんがどこにでもいるような街だと思っている関東人が多いです。
しかしそれは一部の地域だけです(いること自体は否定はしませんよ)。

中之島や北浜などの歴史ある建物がある重厚な街や、堀江などのおしゃれな人が集う街など、様々な顔を持つのが大阪なんです。
けして道頓堀や通天閣のようなコテコテだけではないのです。

関東にいたときには、知りえなかった大阪がここにはあります。
様々な特色を持つ街や、個性豊かでありながらやさしい人たち…。

そんな大阪での毎日の暮らしは窮屈ではなく、楽しくゆとりある生活ができることでしょう。
転勤で大阪に来てしばらくたてば、「良かった!」と思える日がきます。

あなたは突然の転勤命令で動揺しているかもしれませんね。
ですが、関東人が大阪に住む機会なんて人生にそうそうないですよ。

人生は旅なんて言いますが、ちょっと長い旅行と思えばいいではないですか。
とても楽しい旅路になると思いますよ。

当ブログは東京から大阪へ引越してきた私が、体験した様々なことを記事にしています。
よろしければお読みくださいね。

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