奈良東大寺の裏側に生息している蛍は「大仏蛍」と呼ばれています。
一度は見たいと思っていたこの蛍に会いに行けました!
詳しい場所は?行くべき時期は?何時が見頃?など書いていきますね。
例年なら大仏蛍の時期は6月初旬から中旬ですが、今年は早めに現れて5月下旬には出始めていたようです。
私が行った日は6月12日。
少し遅かったかなと思いつつ向かいました。
大仏蛍の生息地はどこ?
場所は東大寺の二月堂裏参道沿い、大湯屋周辺の小川。
一日中自由に出入りができる場所のようで、参拝料などは必要なく無料です。
近鉄奈良駅から歩いて20分程度で、有名な南大門の金剛力士像に着くと思います。
そこからさらに10分くらい歩けば、大仏蛍の生息地です。
夜は街灯が少なくて暗いので、足元に注意を。
シカの落し物がいたる所にありますよ。
鑑賞におすすめの時間は?
着いたのが夜7時前。
写真を撮ろうと立派なカメラで蛍を待ち構えている人たちが約10人いました。
やはり有名な場所なんですね。
徐々に暗くなりつつもまだ明るさが残っており、蛍が出る気配はありません。
時々、カエルの声が聞こえてきます。
7時半頃に、おや?と思ったら、大仏蛍出現!
一匹の蛍が薄い緑色の光を放ちながら、漂っています。
音もなく、自然の光とは思えない強めの光が空中をスーッと行くさまは、不思議です。
スマホで写真を撮ろうと試みましたが、私の技量では無理でした。ただ真っ暗に映るだけです。
時間が経つにつれ、蛍の数が増えていきます。
8時を過ぎてからが見頃で、9時までが鑑賞に良い時間のようです。
最大で10匹程度がいっぺんに光っていたでしょうか。
飛んでいるのがオスで、木や葉っぱにとまっているのがメスらしいです。
動かない光に、引き寄せられるようにもう一つの光が近づいていきます。
幻想的な風景に見入ってしまいました。
まとめ
関東にいたころは、蛍の話題などほとんどしたことはありませんでした。
関西では、意外と都市部から近いところに生息地があることに驚いています。
関西人には蛍は身近な存在なんですね。
大阪市内でも太閤園で見られるようです。
自然が豊かで良いことです。
今年の大仏蛍は、そろそろシーズンが終わりでしょう。
6/12の時点では、多くの蛍が飛んでいたとは思いますが、鑑賞したい方は急いでくださいね。
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