阪急うめだ本店とオタフクソースがコラボしたお好みソース饅頭専門店「oh!!Sauce(オー!!ソース)」が、12月5日にオープンしました。
お好みソース饅頭とは「お好み焼きの常識をくつがえす」ものらしい。
なんだそれは?
気になったので、早速行って買ってきましたよ。
行列や待ち時間などの混雑状況や混み具合、お好みソース饅頭の種類や肝心の味はどうなの?など、色々とレポートします。
口コミのひとつとして参考にしてくださいね。
行列の人数や待ち時間
オープンした日の夕方4時過ぎに訪問したのですが、行列の人数は20人ほど、待ち時間は30分程度で購入することができました。
開店直後は、もっと行列していたようですので、たまたま少なかったのかもしれません。
休日になればもっと人数が増えることでしょう。
oh!!Sause(オー!!ソース)とは?
阪急うめだ本店とオタフクソースがコラボして作ったブランド、それが「oh!!Sause(オー!!ソース)」です。
扱っている商品は、「お好みソース饅頭」が6種類、特製の「oh!!こだわりお好みソース」が3種類となっています。
お好みソース饅頭
「お好み焼きの常識をくつがえす」なんてすごいことを言っていて、少し心配になるキャッチフレーズの「お好みソース饅頭」。
ハンバーガー感覚のお好み焼きで、かぶりつくと中心から特製ソースがあふれ出すらしい。
野菜もたっぷりと使っていて、普通のお好み焼きと同量かそれ以上と、自信満々。
本当かね?
私なりの味の評価はのちほど。
全部で6種類。
「そば」、「うどん」、「ほうれん草&ベーコン」、「激辛そば」、「カレーうどん」、「トマト&キャベツ」です。
1個220円から。
「片手で楽しめる」とパンフに書いてあるのですが、食べやすいようにハンバーガーを包むような紙の中に、入れられています。
こんな風に、少し出しながらハンバーガー感覚で食べてもらいたい、とのこと。
ちなみにこのお好みソース饅頭は、直径が約7センチで厚さが約3センチ。
コンビニで売っているおにぎりを一回り小さくしたようなサイズでしょうか。
かぶりつくには最適な大きさ。
しかし、小さいので、すぐ食べ終わってしまいます。
何となく、ものたりないサイズ感です。
oh!!こだわりお好みソース
トリュフ、デーツ、牡蠣などの厳選した材料で作った特製ソースです。
「焼あご&焼しいたけ」、「デーツ&牡蠣エキス」、「赤ワイン&トリュフ」の3種類。
オタフクソースはソースメーカーだから、本心はこれを売りたいのかな?
540円からと少しお高い。
私が店頭で並んでいる最中に見た限りでは、購入している人はいませんでした。
私も買う気にはならず…。
もう少し、がんばるのだオタフクソース!
お好みソース饅頭の評価
私がお店を訪れたのは、上で述べたようにオープン日の夕方4時過ぎ頃。
すべて購入しようと思っていたのですが、すでに売り切れた商品があって、それはかなわず…。
目当ての商品がある方は、お早めに行くことをおすすめします。
結局手に入れることができたお好みソース饅頭は、「そば」、「激辛そば」、「カレーうどん」の3種類でした。
これらを食べて評価したいと思います。
はたして、「お好み焼きの常識をくつがえす」ものなのでしょうか?
そば
これが一番オーソドックスな味のようです。
まずは全体図を。
パンフには「中心にソースが入っていて、かぶりつくとソースがあふれ出す」的なことが書いてありますが、もうすでにソースがまわりにあふれ出ています。
使用している麺は中太よりは少しだけ細いです。
表面を少しだけカリっと焼いて、麺全体を一つにまとめています。
裏側には豚肉が。
ピロっと申し訳程度に豚肉が一枚、張り付いています。
220円ならこんな程度かな…。
お好みソース饅頭の裏側はすべて同様な感じですので、「激辛そば」と「カレーうどん」の裏側の写真は省略しますね。
次は断面図。
上から、麺、天かす、キャベツ、豚肉の層となっています。
中心にソースがあるのかな?と思っていたのですが、やはり漏れてますね。
パンフの写真とは違っています。
では実食です。
一口食べると、ソースの味が口いっぱいに広がりますよ。
ですが、ソースがあふれ出す、というわけでもありません。
先ほども書きましたが、中心にソースを留めておくのは難しいようで、表面ににじみ出てしまっています。
ソースは安心のオタフクソースの美味しさで、濃厚な味です。
独自開発した特製ソースを使っているようですが、「oh!!こだわりお好みソース」ではない模様?
う~ん、使っているかどうかわからないなあ。
次行ったら、聞いてみよう。
麺はモチモチとした食感で、表面は軽く焼けていて少しカリっとしています。
この麺とソースとの相性は抜群ですよ。
野菜は普通のお好み焼きと同量またはそれ以上と書いてありますが、このキャベツの量ではそれはどうだろうか?
直径7センチ厚さ3センチという大きさの割には、たくさん入っているとは思いますが、そこまで多いわけではありません。
キャベツはしんなりとした食感です。
天かすは断面図を見て初めてその存在に気が付くほどで、そんなに主張をしません。
ちょっとした旨味を足すような、隠し味程度のものでしょう。
豚肉はやわらかく、いい感じです。
自分でお好み焼きを作ると、豚肉を焼きすぎてカリカリにしてしまう場合があるのですが、このお好みソース饅頭の豚肉は丁度いい焼き加減ですよ。
食べた感想としては、「これは、小さなお好み焼きだね」が正直なところ。
お好み焼きの常識をくつがえす、という味ではないですね。
単にハンバーガー感覚で食べられる、ということだけなのかな?
激辛そば
ハバネロが練りこまれた麺を使用し、中にはハラペーニョが入っています。
オレンジ色の麺で見るからに辛そう。
断面はこんな感じ。
そばと同じような断面だが、少しふっくらしている。
まあ単に作った人の腕の差でしょう。
ソースは変わらず漏れている。
では食べましょう。
口に含むと、舌に突き刺さる様な辛さが襲ってきます。
しばらくすると、さらに強烈な辛さが。
最初のは、麺に含まれたハバネロの辛さで、次のは、ハラペーニョの辛さでしょう。
辛さが苦手の人には、ちょっと厳しいかもしれません。
辛さ以外は、味は「そば」と同様な感じ。
「激辛そば」は「そば」が激辛になった、名前の通りの味です。
カレーうどん
麺にうどんを使用し、さらにカレー味が足されたものです。
麺がうどんだけあって、太いですね。
断面図はこちら。
他に比べ、真ん中にソースがありますね。
作った人の力量の差が出るようです。
それではパクリと。
麺がうどんなので、よりモチモチしています。
「そば」より太いので、食べ応えが少し増していますね。
このうどんには、「呉海自カレーソース」なるものが絡められていて、これがカレー風味のもととなっています。
辛くないカレー味で、甘みのあるどこか懐かしい味わいです。
「カレーうどん」とネーミングされていますが、そこまでカレー味が強いものではありません。
「カレー風味がするうどん」が正しいでしょう。
中に入れられたオタフクソースとこのカレー味は、良いバランスを保っていると思います。
お好み焼きの常識をくつがえす?
さて、「そば」、「激辛そば」、「カレーうどん」と食しましたが、このお好みソース饅頭はお好み焼きの常識をくつがえしたものといえるでしょうか?
う~ん…。
上でも述べましたが、単に小さくなったお好み焼きという印象です。
もっと特製ソースがガツンと感じられるような、何かうまい工夫をすればいいと思うのですが。
まあ気楽に片手でお好み焼きが食べられるというのも、ある意味革新的なのでしょう。
でも、片手でお好み焼きを食べたいという需要があるかどうか、関東出身の私にはわかりません。
大阪人にはそんな願望があるのかな?
謎です。
oh!!Sauce(オー!!ソース)
【場所】阪急うめだ本店 地下1階 総菜売り場
【食べログ】オー!!ソース
コメント