今年もANAクラウンプラザホテル大阪にビアガーデンの季節がやってきました。2024年のテーマは、「バリっと! リゾート気分 ビアガーデン2024~8人のシェフの饗宴~」。
東南アジアのリゾート地のような雰囲気の中、ホテルで活躍するシェフたちがビアガーデンに合う美味しい料理を披露しあう、夢のようなコンセプトとなっています。
昨年、初めてANAクラウンプラザホテル大阪のビアガーデンを訪れたのですが、それまで持っていたビアガーデンのイメージを一新させてくれたのがここです!彩り豊かな美味しい料理とさまざまなドリンクを味わうことができ、とても楽しい時間を過ごせることができました。
さて、今回はどんなビアガーデンでしょうか?ANAクラウンプラザホテル大阪の20204年のビアガーデンの様子を詳しくレポートしていきます。口コミのひとつとして参考にどうぞ。
会場の様子
ビアガーデンの会場はホテル5階となっています。エレベーターを降りると案内図がありますので、右に進み受付を済ませましょう。
受付を済ませ中に入ると、都会のビルの中とは思えない、外の雰囲気が感じられる開放的な空間が広がっています。全天候に対応した屋外(中庭)と屋内に席があり、たとえ雨の日でも大丈夫です。
より開放的なテラス席も用意されています。高速道路と高層ビルが風景に彩りを与え、都会的で美しい眺めが堪能できます。
さらに「バリっと! リゾート気分」と題しているように、会場内はバリのようなエキゾチックな雰囲気も感じられます。
このように開放的で気分が良い空間とエキゾチックな雰囲気の中、2024年のANAクラウンプラザホテル大阪のビアガーデンは行われています。
今回訪問したのは土曜日だったのですが、利用している人はどんな感じだったかというと、ビアガーデンらしくサラリーマンの方はもちろん、大学生風の若い人たちから60代以上のシニアまで、そして家族連れの方々が見受けられました。
特に印象的だったのが、意外と子供たちが多くいたこと。ビアガーデンというと普通は大人向けですが、ANAクラウンプラザホテル大阪では幅広い年齢層の人たちが楽しめるようなメニュー構成になっていました。子供たちが喜ぶような甘いスイーツ、コーラーやジュースなどアルコール以外のドリンクが充実しているのです。
誰と行っても安心なビアガーデン、それが「バリっと! リゾート気分 ビアガーデン2024~8人のシェフの饗宴~」だと思います。
料理内容
ANAクラウンプラザホテル大阪の2024年のビアガーデンの注目ポイントは、やはりホテルのシェフたちが料理を披露しあう、「8人のシェフの饗宴」にあるでしょう。この「8人のシェフの饗宴」による料理は、会場内の一番目立つ場所に置かれています。
スパイシーラムブロシェット(坂本シェフ)
坂本シェフが提案するのが、「スパイシーラムブロシェット」です。ラム肉とズッキーニなどの野菜が串になった、ビールに合いそうなまさにビアガーデンにぴったりな料理でしょう。
ラム肉はクミンやローズマリーなどのさまざまなハーブでマリネされており、スパイシーな香りが食欲をそそります。カラフルな野菜はエキゾチックな色彩で目でも楽しませてくれます。しっかりとした味付けでお酒が進むこと間違いなしの料理です。
自家製パンチェッタのサラダカルボナーラ(桜井シェフ)
桜井シェフは、みずみずしい野菜をたっぷりと使用した「自家製パンチェッタのサラダカルボナーラ」を。ビアガーデンといえば揚げ物や肉系料理がメインですが、ANAクラウンプラザホテル大阪では野菜系も多く用意されており、こちらもその一皿です。
まず一口食べて驚いたのは、野菜の食感。ブロッコリーはコリっとレタスはパリッとして新鮮さが際立っています。さっぱりとした味付けながらも、自家製パンチェッタのほどよい塩味とピリッとした黒コショウがアクセントとなっていて、ワインに合う料理でしょう。
ケイジャンチキンとアボカドタコス(柳田シェフ)
柳田シェフは、「ケイジャンチキンとアボカドタコス」。こちらの料理はバリというよりは南米っぽい感じです。アボカドソースをつけていただきます。
香辛料をたっぷりと使用したチキンからは少し刺激的な味わいで、それにピクルスの酸味と独特の風味のアボカドが相まって異国情緒あふれる料理になっています。ビールにぴったりな濃い味付けなので、ゴクゴクと止まりません。ご注意を。
海老とカボチャの南国風タルタル(田中シェフ)
田中シェフは、「海老とカボチャの南国風タルタル」を用意。いろいろな食材が使用された贅沢なタルタルです。エビ、カボチャ、インゲン、豆の他、マンゴーやパイナップルなど南国フルーツもサイコロ状にカットされています。
わさびが少しきいたマヨネーズソースはさっぱりとした風味で、全体をうまくまとめています。さまざまな食感と味わいが口の中で踊る、楽しい料理です。
あまから・胡麻ごま手羽(下森シェフ)
早口言葉のような「あまから・胡麻ごま手羽」。下森シェフによる料理です。こちらもビールが進む濃い味付けとなっています。
一口かじると鶏肉の旨味がじゅわーと広がります。甘じょっぱく、黒胡麻も香ばしく、「うまい!」のひと言につきます。名古屋名物ならぬ、ANAクラウンプラザホテル大阪名物にしてもよろしいのではないでしょうか。
豚バラ肉と茄子のアラビアータ(牟田シェフ)
牟田シェフが作り出したのが、「豚バラ肉と茄子のアラビアータ」。トマトソースの鮮やかな色合いが食欲を刺激する料理です。
煮込まれた豚肉はほろりと崩れるやわらかさ。茄子もトロトロで、どちらもそれぞれの旨味を吸い込んでいます。口に含むとあふれ出す美味しさです。少しピリ辛なのも美味しさに輪をかけています。
神様のごちそうクレームダンジュ(澤田シェフ)
スイーツもあります。それが澤田シェフが手掛けた「神様のごちそうクレームダンジュ」。フロマージュブラン、メレンゲ、生クリームを使用しており、添えられたベリーソースをかけていただきます。
一見シンプルながら、口に入れるとチーズのようなヨーグルトのような、ひと言では言い表せない複雑な味と香り、そしてとろける食感が楽しめます。高級な味わいのスイーツです。
以上、それぞれ個性豊かなシェフたちによる逸品がランナップされていますので、少しずつお皿に盛ってみてはいかがでしょうか。一緒に来た仲間とどれが一番好きかなどワイワイするのもおすすめです。ちなみに私の推しは、下森シェフの「あまから・胡麻ごま手羽」です。何度もおかわりをした、やめられない止まらない美味しさでした。
「8人のシェフの饗宴」以外にも多くの料理が用意されています。肉系だけでなく海鮮系、野菜をたっぷりと使用した料理などバラエティー豊か。スイーツももちろんありますよ。全てホテルメイドの高クオリティーで、美味しくいただきました。
豊富なドリンクメニュー
ビアガーデンのメインはやはりアルコールなどのドリンクメニューでしょう。美味しい料理には美味しい飲み物を合わせたいものです。この点もANAクラウンプラザホテル大阪の「バリっと! リゾート気分 ビアガーデン2024~8人のシェフの饗宴~」は、大丈夫。ドリンクメニューの充実ぶりは特筆ものです。
アルコール類は定番のビールからワインまで、さらには焼酎、ハイボール、サワー、スピリッツ、リキュールなど選び放題。自分で好みの味に仕上げるカクテルコーナーもあります。
さらにはお酒が飲めない人などにうれしいノンアルコールやジュース類が!コーラやジンジャーエールもあります。
予約方法
「バリっと! リゾート気分 ビアガーデン2024~8人のシェフの饗宴~」は、5月29日(水)から9月30日(月)までの期間で行われます。
営業時間は、月~金は18:00~21:30、土・祝前日は17:30~21:30。定休日は日曜です。なお連休にあたる日は営業されます(7/14・8/11・9/15・9/22は営業)。かわりに翌日(7/15・8/12・9/16・9/23)がお休みになります。
時間は120分制で、約30種類の料理と約40種類のドリンクが食べ放題・飲み放題です。お得な3時間コースもあります。
基本料金は6,500円ですが、前売券6,000円があります。前売券の発売期間は6月30日(日)までとなっていますのでお早めにどうぞ。公式サイトもしくはホテル1階のフロントで購入できます。
お席のネット予約はホテル公式サイト、一休.com、OZmallからできます。お好きなところからどうぞ。
どんな時も!どんな人も!楽しく過ごせるビアガーデン
開放感あふれる都会のオアシスのような全天候対応の会場。ホテルのシェフたちが披露するさまざまな料理。そしてビール、ワインなどのアルコールはもちろん、ノンアルコールドリンク、ジュース、コーラなどがそろったドリンクメニューの充実さ。
そんな特長を持つのが、ANAクラウンプラザホテル大阪の2024年のビアガーデン「バリっと! リゾート気分 ビアガーデン2024~8人のシェフの饗宴~」なんです。雨の日でも大丈夫、子供たちが喜ぶメニューもあり、「どんな時も、どんな人にとってもOK!」なすばらしいビアガーデンとなっています。
帰り際、家族連れが「来年のテーマは何ですかってスタッフに聞いちゃった。また来ようね」と楽しそうに会話をしているのが心に残りました。ビアガーデンですが、ファミリービュッフェのような温かい雰囲気に包まれています。
2024年の大阪で行われるビアガーデンの中でも、自信を持っておすすめできます。ぜひどうぞ。
情報提供:一休.comレストラン、OZmall、ANAクラウンプラザホテル大阪
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